デスクワークの首痛を和らげる習慣
デスクワークを続けていると、首や肩の痛みに悩まされる人は少なくなく、特に40代以降になると、姿勢のクセや筋肉の衰えによって「ストレートネック」と呼ばれる状態になりやすくなります。
ストレートネックは放置すると、慢性的な肩こりや頭痛の原因になることもあり、この記事では、ストレートネックの原因と、自宅や職場でできる改善方法をわかりやすく解説します。
ストレートネックとは?首が痛くなる原因
本来、首の骨(頸椎)はゆるやかなカーブを描いており、このカーブによって頭の重さを分散し、首への負担を減らしているのですが、長時間うつむく姿勢が続くと、このカーブが失われ首の骨がまっすぐに近い状態になります。
これがいわゆる「ストレートネック」で、ストレートネックになると次のような症状が出やすくなります。
- 首の痛み
- 肩こり
- 頭痛
- 腕のだるさ
- 目の疲れ
デスクワークで起こりやすい理由
デスクワークでは、パソコン画面を見るため、どうしても首が前に出やすくなります。
そもそも人の頭は約4〜6kgほどあり、前に傾くほど首への負担は大きくなり、これが長時間この姿勢が続くことで、首周りの筋肉が緊張し、ストレートネックにつながっていきます。
ストレートネックを改善するための基本習慣
ストレートネックを改善するために最も重要なのは姿勢で、理想的な姿勢は次の通り。
- 耳・肩・腰が一直線になる
- 背中を丸めない
- あごを軽く引く
最初は意識しないと難しいのですが、習慣化することで首への負担が大きく減りますし、慣れるまで頑張ってみましょう。
スマホ・PCの位置を調整する
画面の位置が低いと、自然と首が前に出てしまいますから、以下の改善のポイントを実践してみましょう。
- モニターを目線の高さにする
- ノートPCならスタンドを使う
- スマホは顔の高さに近づける
画面の高さを調整するだけでも、首の負担はかなり軽減されます。
とはいえ、どんなに良い姿勢でも、長時間続けば体に負担がかかるので、理想は30〜60分ごとに軽く体を動かすこと。
立ち上がる、肩を回すなどの簡単な動作だけでも筋肉の緊張をほぐすことができますので、まずは椅子の上だけでもいいので、動かす意識を。
自宅でできるストレートネック改善ストレッチ
首の後ろを伸ばすストレッチ
- 背筋を伸ばして座る
- 両手を頭の後ろに置く
- ゆっくり頭を前に倒す
首の後ろが伸びている状態で10〜15秒キープ、無理に強く引っ張らないことが大切。
胸を開くストレッチ
猫背姿勢が続くと、胸の筋肉が縮んでしまいます。
1. 両手を後ろで組む
2. 胸を開くように腕を後ろへ伸ばす
3. そのまま10秒キープ
胸が開くことで姿勢が整いやすくなります。
肩甲骨を動かす体操
肩甲骨周りを動かすと、首の負担も減ります。
* 肩を大きく回す
* 肩甲骨を寄せる
* 腕を大きく回す
1日数回行うだけでも、肩こりの予防に。
デスクワーク中にできる首の負担を減らす工夫
理想は目線とモニターの上端が同じ高さで、モニター台やノートPCスタンドを使うと簡単に調整できますので、まずはここから始めましょう。
また、椅子の高さが合っていないと姿勢が崩れますので、以下に注意して、理想的な姿勢を維持しましょう。
- 足の裏が床につく
- 膝が約90度
- 肘が机と同じ高さ
この状態を作ることで、体への負担を減らすことができます。
1時間ごとに休憩
集中するとどうしても長時間同じ姿勢になりがちですから、タイマーを使い、1時間に1回は席を立つ習慣をつけると、首や肩の疲労を防げますし、仕事の効率化にもつながります。
痛みが続く場合は医療機関に相談する
セルフケアで改善しない場合は、整形外科や整体などの専門家に相談することも大切で、特に次の症状がある場合は早めの受診をおすすめします。
- 強い痛みが続く
- 腕のしびれがある
- 頭痛が頻繁に起こる
早めに対処することで、症状の悪化を防ぐことができます。
まとめ
ストレートネックは、デスクワークやスマホの使い方によって起こりやすい症状ですが、次の習慣を意識することで改善が期待できます。
- 正しい姿勢を保つ
- PCやスマホの位置を調整する
- ストレッチで首と肩をほぐす
- 長時間同じ姿勢を避ける
毎日の小さな習慣の積み重ねが、首の負担を大きく減らします。
まずは、姿勢を整えることと簡単なストレッチから始めてみましょう。
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